データ形式とは?システム間で情報をやり取りするための基本知識
ソフトウェア開発では、Webアプリケーション、業務システム、クラウドサービス、モバイルアプリ、IoT機器、データ分析基盤など、多様なシステムが日常的にデータをやり取りしています。たとえば、ECサイトでは商品情報、注文情報、在庫情報、顧客情報、決済情報が複数のシステム間で連携されます。企業の業務システムでは、販売管理、会計管理、在庫管理、顧客管理などが別々のシステムとして存在し、それぞれがデータを交換しながら業務を進めています。さらに、クラウドサービスや外部APIの利用が一般化したことで、自社システムの中だけでデータを扱うのではなく、外部サービスや分析基盤へデータを渡す場面も増えています。
こうしたデータ交換を正しく行うためには、情報を共通のルールで表現する必要があります。そのルールとして利用されるのがデータ形式です。データ形式は、文字列、数値、日付、配列、階層構造、表形式データなどを、どのような書き方や構造で表すかを定めるものです。たとえば、同じユーザー情報であっても、JSONではキーと値の組み合わせで表現し、XMLではタグを使って表現し、CSVでは行と列で表現します。データ形式が適切に決められていないと、送信側と受信側でデータの意味を正しく共有できず、連携エラー、文字化け、データ欠落、型の不一致などが発生する可能性があります。
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